東京音楽コンクールTokyo Music Competition
三井 静

チェロ
出身:日本、神奈川県
第15回東京音楽コンクール(2017)弦楽部門 第2位
音楽研鑽歴
2010年 桐朋女子高等学校音楽科(共学)卒業、桐朋学園大学に入学
2011〜12年 NHK交響楽団「N響アカデミー」に在籍、修了
2013年 桐朋学園大学ソリストディプロマコースに在籍
2014年 ザルツブルクモーツァルテウム大学に入学
現在、ザルツブルクモーツァルテウム大学3年在学中
師事歴
これまでにチェロを岩井雅音、毛利伯郎、ジョバンニ・ニョッキ、クレメンス・ハーゲンの各氏に師事。
音楽活動歴
2009年 | 泉の森ジュニアチェロコンクール高校の部金賞 |
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2010年 | 日本クラシック音楽コンクール弦楽器の部最高位 |
2011年 | 第80回日本音楽コンクールチェロ部門第3位 |
2011-12年 | N響アカデミー生としてNHK交響楽団の定期公演等に出演 |
2012年 | ポーランド シレジア・フィルハーモニーとドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演 |
2015年 | ザルツブルク夏期国際音楽アカデミーにて優秀賞を受賞し、ザルツブルク音楽祭の受賞者コンサートに出演 ピアッティ国際フェスティバルに招待され、ピアッティのカプリス全曲を含む無伴奏リサイタルプログラムを演奏 |
2016年 | エンリコ・マイナルディコンクール(オーストリア)第1位。 |
2017年 | エリザベート王妃国際音楽コンクール チェロ部門 セミファイナリスト 第15回東京音楽コンクール弦楽部門第2位 |
その他音楽活動
国内では東京、福岡、神奈川を中心にリサイタルやチャリティーコンサートでソロ活動をしており、留学後はオーストリアとイタリアの2つの講習会で賞を受賞した事がきっかけで、ヨーロッパで5回のリサイタルを開催。ガルダ湖の演奏会ではG・ソッリマの「チェロよ歌え!」のソリストを務めた。室内楽にも積極的に取り組み、2010-2014年はローゼ弦楽四重奏団のメンバーとして「プロジェクトQ」に参加、インディアナ大学で開催された「JAPAN FESTIVAL」で石島正博氏の弦楽四重奏曲を世界初演している。これまでに室内楽をクレメンス・ハーゲン、五嶋みどり、堤剛、徳永二男、篠崎史紀などの著名な演奏家と共演している。
レパートリー
シューベルトやシューマン、ドヴォルザーク等のロマン派の抒情的な旋律を持つ作品や、ハイドンやベートーヴェンなどウィーン古典派の作品を得意としています。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
エルガー:チェロ協奏曲
シューマン:チェロ協奏曲
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
ハイドン:チェロ協奏曲第1番、第2番
ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲