ワークショップ(参加する)
「東京文化会館ミュージック・ワークショップ」は、「音楽の素晴らしさをもっと気軽に、一人でも多くの方に味わってほしい!」そのような思いから生まれました。東京文化会館のワークショップは音楽や芸術に対する関心を高め、自己表現能力やコミュニケーション能力を養うことにより、豊かな心を育てることを目的とした取組みです。私たちは公共の文化施設として、音楽にふれる喜びを感じながら心地よく過ごせる時間を提供したいと考えています。今後は、障害者施設や、高齢者施設などへも活動を広げ、社会的支援を必要とする方々などを対象とするワークショップにも力を入れていきます。
2020年度実施ラインアップと、各ワークショップの詳しいご紹介はこちら
東京文化会館ミュージック・ワークショップ
オンライン・プログラム「リズミカル・キッチン」
YouTubeにて配信中!
2021年6~7月開催
2021年4~5月開催
※チラシの中のタイトルをクリックすると公演ページが開きます。
東京文化会館ワークショップと国際連携について
東京文化会館では、ポルトガルの音楽施設「カーザ・ダ・ムジカ」と連携し、2013年にミュージック・エデュケーション・プログラムを開始しました。このプログラムの一環として、カーザ・ダ・ムジカより招聘したワークショップ・リーダーの指導のもと、日本でプロフェッショナルな活動ができるワークショップ・リーダーを育成しています。この分野の国際的先駆者から得た多くの学びとノウハウを活かし、国内における音楽教育普及活動を更に豊かなものとするために、東京文化会館では独自のワークショップ事業を展開し、発信していきます。
東京文化会館とカーザ・ダ・ムジカ(ポルトガル)は2013年より連携を開始し、カーザ・ダ・ムジカのワークショップ・リーダーや講師の当館への派遣、当館ワークショップ・リーダー育成プログラム受講生の現地での研修派遣など、充実したプログラム展開のための協力関係を構築してきました。「カーザ・ダ・ムジカ」、日本語で「音楽の家」を意味するこの施設は2001年にポルトが欧州文化首都に指定されたことを記念し、音楽による創造を目的とした国内初の音楽専門施設として2005年に開館しました。
カーザ・ダ・ムジカは多様な芸術・文化が融合したフェスティバルやコンサートを開催するとともに、ポルトガルで初めて本格的に教育普及事業に取り組みました。“音楽は芸術であると同時に人々の心の豊かさを育むもの”という信念のもと、あらゆる人に豊かな音楽体験をしてもらうことを教育プログラムの使命として掲げ、地域に根差した活動や市民が積極的に携わるプロジェクトを展開しています。