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東京音楽コンクールTokyo Music Competition

東京音楽コンクールとは?

東京音楽コンクールについて

東京音楽コンクールは、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館、読売新聞社、花王株式会社、東京都の四者が主催し、芸術家としての自立を目指す可能性に富んだ新人音楽家を発掘し、育成・支援を行うことを目的として実施するコンクールです。

コンクールの特徴

本選ではオーケストラと共演する他、聴衆の投票により、最も多い票を得た出場者に「聴衆賞」が贈られます。また、現役演奏家を中心とした審査体制、入賞後の出演機会の提供やリサイタル支援など、手厚いサポート体制を用意している点で、他に類を見ない日本を代表するコンクールです。

入賞者サポート

1.表彰

本選審査により、部門ごとに原則として第1位、第2位、第3位を入賞者とし、賞状及び賞金を贈ります。
その他の本選出場者については、入選者とし、賞状と副賞を贈ります。

また、各部門の本選で聴衆による投票を行い、最も多い票を得た出場者に対し聴衆賞と副賞を贈ります。

2.入賞者支援等

(1)東京文化会館主催事業等への出演
第1位及び最高位入賞者は、コンクール翌年に東京文化会館他が主催する「優勝者&最高位入賞者コンサート」(会場:東京文化会館 大ホール)において、オーケストラと共演していただきます。
東京文化会館が主催または共催するコンサートやオペラ等の出演者候補とします。
在京オーケストラとの共演による「フレッシュ名曲コンサート」(都内区市町村が主催)の出演者候補として、関係者に推薦します。
(2)リサイタル支援
コンクール実施の翌年度以降、5年の間に入賞者が単独でリサイタルを行う場合、1回に限り東京文化会館が共催し、小ホールを半額で提供し(附属設備等利用料、ピアノ調律費等は除く)、広報・宣伝協力を行い支援します。
(3)入賞者の紹介
「東京音楽コンクール 報告書」へ詳細プロフィールを掲載し、音楽事務所、マスコミ等に配布します。
東京文化会館ウェブサイト「東京音楽コンクール入賞者リスト」にプロフィールや今後の活動予定を掲載します。
(4)関係コンサート等への出演紹介
公益財団法人東京都歴史文化財団が管理運営する他の施設が主催するコンサート等へ出演者候補として紹介します。

沿革

1961年 東京文化会館開館
1965年 新進音楽家デビューオーディション
2003年 三善晃元館長により「東京音楽コンクール」として拡充
第1回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・金管・声楽)
2004年 第2回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・金管・声楽)
2005年 第3回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・金管・声楽)
2006年 第4回開催(審査部門:ピアノ・弦楽)
大賀典雄元館長により、本選にオーケストラ伴奏を導入
2007年 第5回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・声楽)
聴衆賞を導入
2008年 第6回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・金管・声楽)
2009年 第7回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・声楽)
2010年 第8回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・金管・声楽)
2011年 第9回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・声楽)
2012年 第10回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・金管・声楽)
2013年 第11回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管・声楽)
海外からの審査員招聘を開始
2014年 第12回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・金管・声楽)
2015年 第13回開催(審査部門:弦楽・木管・声楽)
国際化に向けてリニューアル
  • 招聘審査員の増員
  • 参加者の国籍・居住地不問
  • 予備審査(音源審査)の廃止
  • 弦楽にコントラバス、金管にテューバを追加
2016年 第14回開催(審査部門:ピアノ・金管・声楽)
2017年 第15回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管)
2018年 第16回開催(審査部門:弦楽・金管・声楽)
2019年 第17回開催(審査部門:ピアノ・木管・声楽)
2020年 第18回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・金管)
2021年 第19回開催(審査部門:弦楽・木管・声楽)
2022年 第20回開催(審査部門:ピアノ・金管・声楽)
2023年 第21回開催(審査部門:ピアノ・弦楽・木管)
2024年 第22回開催(審査部門:弦楽・金管・声楽)