東京音楽コンクールTokyo Music Competition
吉川 日奈子

ソプラノ
出身:日本、東京都
第5回東京音楽コンクール(2007)声楽部門 第3位
音楽研鑽歴
2001年、東京音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻首席修了。
2002年、ニュルンベルク・アウグスブルク音楽大学アウグスブルク校編入。
2003年、第1期ニュルンベルク州立歌劇場国際オペラスタジオ奨学生。
2004年、DAADドイツ国際交流奨学生。
2006年、ニュルンベルク・アウグスブルク音楽大学アウグスブルク校マイスタークラス修了。
師事歴
J.ハンマー、成田繪智子、野村陽子、高橋啓三、安達さおり、O.ミリャコヴィッチの各氏に師事
音楽活動歴
1998年 | 第50回全日本学生音楽コンクール東京大会・大学一般の部声楽部門入選。 |
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2000年 | 第52回全日本学生音楽コンクール東京大会・大学一般の部声楽部門入選。 長江杯国際音楽コンクール大学の部第1位。 |
2001年 | 新国立劇場小劇場オペラ「花言葉」に出演、日本デビューを果たす。 国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタコンクール日本代表(渡航費用授与にて)ウィーン本選セミファイナリスト。 |
2003年-2004年 | ドイツ・ニュルンベルク州立劇場の数々のオペラに出演、ヨーロッパデビューを果たす。 |
2004年 | DAADドイツ国際交流奨学生 |
2004年-2005年 | ニュルンベルク・アウグスブルク音楽大学声楽コンクール第2位 |
2004-2006年 | オーストリア・リンツ州立劇場専属歌手、10演目のオペラに出演 |
2006年 | アレクサンダー・ギラルディ国際声楽コンクールファイナリスト |
2007年 | 第5回東京音楽コンクール声楽部門第3位 |
2006年より現在 | 活動拠点を再びドイツに移しドイツ・ハノーファー州立歌劇場専属歌手となる。これまでに10演目のオペラに出演。 ハノーファー州立歌劇場にて「ヘンゼルとグレーテル」(グレーテル)、「カルメン」(フラスキータ)、「カリスト」(カリスト)に出演予定。 そのほかに、2006年に初CD「Wenn der Vater mit dem Sohne・・・」Leopold & Wolfgang Amadeus Mozartによる宗教曲(Weldbildより期間限定販売)を録音。 またドイツ・バイエルン各地の教会においてモーツァルト、バッハ、シュッツ等の宗教曲ソロ歌手として多数出演。 2007年にシカゴ及びセントルイスにて初の姉妹共演による独唱コンサート「日本歌曲の夕べ」を行った。 |
レパートリー
コンサート用レパートリーはフォーレ「レクイエム」、マーラー「交響曲第4番」、ツェムリンスキー「森のささやき」の他、「結婚カンタータ」、「コーヒーカンタータ」を含む多数のバッハカンタータのソロ独唱及びR・シュトラウス、シューマンやモーツァルトによるドイツ歌曲など。
オペラ(バロックオペラを含む)レパートリーは「フィガロの結婚」(スザンナ)、「コシ・ファン・トゥッテ」(デスピーナ)、「ドン・ジョヴァンニ」(ツェルリーナ)、「後宮からの誘拐」(ブロンデ)、「魔笛」(パパゲーナ)などモーツァルトの作品の他、「ホフマン物語」(オリンピア)、「こうもり」(アデーレ)、「ピーター・グライムズ」(姪1)、「売られた花嫁」(エスメラルダ)、「オルフェオ」(エウリディーチェ)、「ヘンゼルとグレーテル」(眠りの精、露の精)、「タンホイザー」(若い羊飼い)など、スープレット・コロラトゥーラから小さな子役まで大小含めて23演目。