上野 de クラシック Vol.83 パク・ハヤン(ヴィオラ)
東京音楽コンクール入賞者によるクラシックコンサートをお楽しみください。
※東京文化会館へご来場される皆さまへのお知らせとお願い(感染防止対策)については、こちらをご覧ください。
日程 |
2023年6月9日(金)11:00~12:00(10:30開場) |
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会場 | 東京文化会館 小ホール |
ジャンル | 主催事業 コンサート |
出演 |
ヴィオラ:パク・ハヤン *第15回東京音楽コンクール弦楽部門第3位 ピアノ:草冬香
◇出演者プロフィールはこちら(チラシPDF) |
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曲目 |
レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲第1番 ト短調 Op.131d コンスタンティア・グルズィ:『イヴニング・アット・ザ・ウィンドウ(夕べの窓)』 Op.75 レベッカ・クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ
〈アンコール〉 ブラームス:ヴィオラとピアノのためのソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1より 第2楽章 |
出演者メッセージ |
私の、日本での最初のソロリサイタルを東京文化会館で開くことになりとても光栄です。6年前に初めて東京文化会館で演奏をした時、美しいホールと素晴らしいアコースティックに心を奪われ、またいつかもう一度、この舞台で演奏したいという想いだったのですが、その願いが叶い本当に嬉しいです。心より感謝致します。
初めにお届けするReger suite no.1では、作曲家がバッハの影響を大きく受けた事が伺われます。後期ロマン派の作曲家レーガーにとってバッハとは、“全ての音楽の始まりと終わり:彼はあらゆる真の進歩の基礎であり、根源である”でした。彼はバッハの作曲形態を、現代的な感性に沿って、そして新しく個人的な方法で再現したいモデルとして使用しました。
続けてお届けする曲もヴィオラのための独奏曲です。 コンスタンティア・グルズィは、1962年ギリシャで生まれた女性作曲家です。彼女は、マルク・シャガールの画“Evening at the window”からインスピレーションを受けてこの曲を作曲しました。六つの楽章は画の細部を描写しています。そして、六つの楽章が繋がり一つの画が完成されるのです。シャガールの強烈な色彩と表現のように独特で力強いグルズィの音楽が私を魅了して、是非この曲を皆様に披露したかったのです。
最後にお届けするソナタを作曲したレベッカ・クラークも女性作曲家です。イギリスで生まれた彼女は、ヴィオラ奏者でもあったため作曲においてヴィオラに対する理解度がとても高いです。また、当時初の女性オーケストラ奏者の一人であったほど進取的な人生を生きた人物です。だからこそ、このソナタはヴィオラの魅力を加減なく魅せてくれる曲だと思います。
私のリサイタルが、皆様にヴィオラの魅力をお届けする贈り物のような時間になることを願っております。 パク・ハヤン |
チケット情報
料金(税込) |
【当日券】
指定1,100円 |
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小ホール座席表 |
こちらからご確認ください。 |
発売日 |
2023年1月9日(月・祝) |
お申込み |
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インフォメーション
※やむを得ない事情により、内容が変更になる場合がございますので予めご了承ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
主催 |
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館 |
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