- ホーム
- 東京文化会館について
- 東京文化会館の取り組み
- 授業などの一環としてコンサートやワークショップを
東京文化会館についてAbout
東京文化会館の取り組み
授業などの一環としてコンサートやワークショップを
アウトリーチ・コンサート
保育園・幼稚園・小学校~高等学校
東京文化会館では、東京音楽コンクール入賞者による本格的なクラシック音楽の出張コンサートを行っています。
普段、子供たちが触れる機会の少ない本格的なクラシック音楽を、身近な場所である学校で聴いてもらうことで、豊かな感受性の育成を目指します。質の高い演奏に親しみやすいトークを交え、演奏やミニワークショップに参加しながら音楽を存分に楽しめるプログラムを展開しています。
2023年度実施回数:22校22回(のべ4,068名)



アウトリーチ・ワークショップ① クリニック
小学校~高等学校でブラスバンドやオーケストラ、合唱の活動に参加している児童、生徒等
「クリニック」では、部活動等、学校の授業外で行われているブラスバンドやオーケストラ、箏曲部などで音楽活動をしている学生のもとへ新進演奏家たちが出向き、直接、技術指導を行っています。
音楽に関心があり、専門的に楽器を演奏している子供たちに、楽しみながら技術を磨き、プロの奏者と共にコンサートを創り上げていく機会を提供しています。
2023年度実施回数:2校8回(のべ170名)


アウトリーチ・ワークショップ②
保育園・幼稚園・小学校~高等学校
「音楽の素晴らしさをもっと気軽に」という思いがこめられているワークショップ。2013年度から開催しているポルトガルのカーザ・ダ・ムジカ*との国際連携企画の中で創作したオリジナルのワークショップを学校の授業の一環として実施します。
音楽をコミュニケーションのツールとした特別な体験ができる機会を通じ、創造性や協調性をはぐくむ参加型の教育プログラムです。
2023年度実施回数:32校70回(のべ1,858名)


特別支援学校プログラム
「特別支援学校プログラム」は、障害の有無や年齢、能力・特性にかかわらず、誰もが等しく音楽を楽しみながら、音楽体験を通じて豊かな創造性や感受性、自己肯定感、コミュニケーション力、社会性などを育むプログラムです。プロのオーケストラが特別支援学校でコンサートを行う「特別支援学校におけるオーケストラ公演」と、東京文化会館ワークショップ・リーダーと一緒に表現する喜びやコミュニケーションする楽しさを味わう「特別支援学校ワークショップ」があります。
特別支援学校におけるオーケストラ公演
2023年度実施回数:4校7回(のべ1,120名)
特別支援学校ワークショップ
2023年度実施回数:9校19回(のべ745名)



実施施設の募集時期は年に1回です。
実施に関するお問い合せはこちら
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館 事業企画課 事業係
電話:03-3828-2111(代表)
*
東京文化会館とカーザ・ダ・ムジカ(ポルトガル)は2013年より連携を開始し、カーザ・ダ・ムジカのワークショップ・リーダーや講師の当館への派遣、当館ワークショップ・リーダー育成プログラム受講生の現地での研修派遣など、充実したプログラム展開のための協力関係を構築してきました。「カーザ・ダ・ムジカ」、日本語で「音楽の家」を意味するこの施設は2001年にポルトが欧州文化首都に指定されたことを記念し、音楽による創造を目的とした国内初の音楽専門施設として2005年に開館しました。
カーザ・ダ・ムジカは多様な芸術・文化が融合したフェスティバルやコンサートを開催するとともに、ポルトガルで初めて本格的に教育普及事業に取り組みました。“音楽は芸術であると同時に人々の心の豊かさを育むもの”という信念のもと、あらゆる人に豊かな音楽体験をしてもらうことを教育プログラムの使命として掲げ、地域に根差した活動や市民が積極的に携わるプロジェクトを展開しています。