2023年01月13日 (金)

Q２：これからの音楽シーンを担う存在として、どのような演奏家・音楽家になっていきたいですか？　目標とする音楽家像や、将来に描く夢、ヴィジョンについて教えてください。

芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド クラリネット四重奏
吉川清香（クラリネット）
将来的にはオーケストラのプレイヤーとして活動することを目指しています。アカデミーでは演奏会の企画やプログラミング、MCや楽曲解説の書き方も学んでいるので、地元・北海道の旭川などでコンサートをプロデュースする仕事も手がけてみたいです。
近野千昌（クラリネット）
目標はやはりオーケストラに入ることです。そのプロセスにおいてアカデミーで経験してきたことを活かしたいです。とくにアンサンブルを密に行う機会が多かったので、そこで深く学んだ「人とのつながりの大切さ」を忘れることなく、夢を追いかけていきたいです。

トリトン・アーツ・ネットワーク アウトリーチセミナー修了生
小松あかね（ヴィオラ）
子どもたちや、これまで楽器に触れたことのなかった大人の方々にレッスンをし始めているのですが、新鮮な経験でとても楽しいです。音楽への導入の手助けをする活動は大事にしたいです。クラシックだからと畏まることなく、他ジャンルの音楽とも垣根なく親しんでもらえるように、アウトリーチ活動にも力を注いでいきたいです。
保手浜朋子（ヴァイオリン）
演奏活動においても、レッスンなどにおいても、信念をもって、自分の感じたことをありのままに伝えられる音楽家でありたいと思います。その時々で、感じることはいつも変化していますから、自分の中で「仮の答え」のようなものをなるべく作らないようにしながら、伝えることを大切にしたいです。

サントリーホール オペラ・アカデミー
岡莉々香（ソプラノ）
昨今の世界情勢を受け、さまざまなことを感じる中、自分は言葉以外に音楽というツールを与えられている者として、音楽を通じて人に寄り添っていける音楽家になりたいです。
萩野久美子（ソプラノ）
高校生の頃は世界のプリマドンナになりたい！と言っていたけれど、大きくてキラキラした目標以前に、今ではアカデミーでの学びを経て、日々向上し、成長するための地道な探求に充実感を覚えています。その先に何が訪れるのか、自分でも楽しみです。
横山希（ピアノ）
音楽家は音を通じて出力していく存在ですが、何事にも貪欲に好奇心をもって勉強していきたいです。そして作品に真摯に向き合い、感じたことを音にして、人と繋がっていける音楽家になりたいです。

サントリーホール室内楽アカデミー
城野聖良（ヴァイオリン）
いくつになっても新鮮な気持ちで音楽を届けられる奏者になりたいです。同じ作品を何度もくり返し演奏していると、どこか停滞してしまう感覚になることもありますが、常に学びを深め、音楽できる喜びと感謝を忘れずにいたいです。
高木優帆（チェロ）
作曲家と聴衆との間に位置する演奏家は、自分の感覚のみに頼らず、作品の背景や構造も考えながら伝えていくことが大切だと考えます。音楽の学問的な理解をも伝えられるだけの人間的な成熟を目指してやっていきたいです。
渡辺友梨香（ピアノ）
室内楽アカデミーの先生方が素晴らしく、ピアノはもちろん弦楽器の造詣も深く、音楽の総合的な知識の深さに憧れています。ソロだけでなく室内楽でも活躍できる奏者になりたいです。

東京文化会館 東京音楽コンクール入賞・入選者
河内桂海（トランペット）
トランペットという楽器の魅力はもちろん、より広く音楽の魅力を発信して、いろいろな方に知っていただきたいです。奏者として演奏会に携わりながら、いずれは次の世代を指導する立場にもなっていきたい。教育の分野も視野に入れて活動していきたいと考えています。
犬飼伸紀（トランペット）
一聴して「犬飼の演奏」と分かるような個性のある演奏家を目指しています。専門はオーケストラですが、古楽もジャズも劇伴も大好きなので、どのジャンルにも深く適応したいです。せっかく多くのジャンルに登場するトランペットという楽器を選んだので、難しいですが無理ではないと思っています。

 

次ページ（Q3）に進む

前ページ（Q1）に戻る

 

東京ネットワーク計画 4館連携　若手アーティスト支援
アフタヌーン・コンサート
2023年2月23日（木）14:00開演　東京文化会館 小ホール
公演情報