東京音楽コンクールTokyo Music Competition
保崎 佑
ファゴット
出身：日本、埼玉県
第21回東京音楽コンクール（2023）木管部門 第1位及び聴衆賞
音楽研鑽歴
2012年3月、東邦音楽大学附属東邦第二高等学校音楽科卒業
2016年3月、東京音楽大学音楽学部卒業（給費奨学生）
2020年3月、東京音楽大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻管打楽器研究領域を修了（準特別奨学生）
2023年3月、東京音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程音楽専攻を首席総代で修了(準特別特待奨学生)
2023年、東京音楽大学アーティスト・ディプロマコースに特別特待奨学生として在学中
師事歴
東京音楽大学にてファゴットを水谷上総特任教授に師事。室内楽においては中野真理、四戸世紀、安原理喜、宮本文昭、工藤重典の各氏のもとで研修を積み、通奏低音を渡邊順生氏に師事した。ベルリンではファゴットをフォルカー・テスマン氏に師事。マティアス・ラッツ、ソフィー・デルヴォー両氏のマスタークラスを受講。
音楽活動歴
| 2011年 | 第21回日本クラシック音楽コンクール木管楽器高校男子の部第5位 第21回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール木管楽器部門高校の部第3位 第7回日本管弦打楽器ソロ・コンテスト川越市長賞 |
|---|---|
| 2012年 | 第14回日本ジュニア管打楽器コンクールファゴットの部高校生コース第2位 |
| 2015年 | 第14回東京音楽大学コンクール管打楽器部門第3位 |
| 2021年 | 第19回東京音楽コンクール木管部門第3位（1位なし） 第31回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第2位 |
| 2023年 | 東京音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程優秀賞受賞 第21回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞 |
その他音楽活動
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVに参加。2018年度一般財団法人瀨木博尚記念芸術文化振興会、ドイツ学術交流会奨学生としてベルリンへ留学。2018年度〜2022年度一般財団法人福島育英会奨学生。2022年度、2023年度公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション奨学生。2019年度〜2022年度東京音楽大学ティーチング・アシスタントとして後進の指導にあたる。これまでにソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、オーケストラ奏者としてはNHK交響楽団などにエキストラ出演している。東京音楽大学大学院研究支援職員。
レパートリー
ソロ、室内楽と管弦楽においては、バロック音楽から20世紀以降の様々な作品まで幅広く取り組んでおり、チェンバロを用いる古い作品からジャズの要素を含む作品などがあります。博士論文の研究（演奏の論文）は18世紀のファゴット協奏曲ですが、いずれの時代の技巧的な協奏曲も演奏いたします。（ヴィヴァルディ、ファッシュ、ライヒェナウアー、イラーネク、モーツァルト、ウェーバー、クルーセル、ジョリヴェなど）最近では、初演曲（歴史的作品、現代曲）やファゴットオリジナルでない作品をソロや室内楽で演奏することもあります。