音脈 Vol.64|東京文化会館公演情報 2016年10月~12月
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音脈2016 AUTUMN2東京文化会館開館55周年・日本ベルギー友好150周年記念オペラ「眠れる美女〜House of the Sleeping Beauties〜」 長塚京三&原田美枝子 取材・文/小田島久恵(音楽・舞踊ライター) 写真/青柳 聡interview 01川端康成の退廃的な中編小説をオペラとダンスと演劇の融合によって幻想的に舞台化した、『眠れる美女~House of the Sleeping Beauties~』が、12月に日本初演される。ベルギーを代表する演出家のギー・カシアスと作曲家のクリス・デフォートが共同で台本を書き、シディ・ラウビ・シェルカウイが振付を担当したこの作品は2009年の初演以来高い評価を得て、ベルギー国内にとどまらず欧州各地のオペラハウスで上演を重ねてきた。東京文化会館開館55周年の節目に初演される日本版では、演劇部分は日本語、歌唱部分は原語(英語)で上演され、ダンサーはオリジナル・キャストの伊藤郁女が担当。こんこんと眠り続ける若い女性と「添い寝をする」ための館に繁く通う老人を長塚京三が演じ、館の女主人を原田美枝子が演じる。西洋の舞台人が作り上げた川端文学の世界を、日本人の著名俳優が演じる…という、またとない貴重な機会だ。インタビューは日本版の台本もまだ出来ていない段階で行われたが、両氏ともこのプロダクションに大きな期待を寄せ、意欲的に答えてくれた。

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