音脈 Vol.57|東京文化会館公演情報 2015年1月~3月
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音脈2015 WINTER4©青柳 聡©青柳 聡第12回東京音楽コンクール 優勝者コンサート梅田智也(ピアノ)/坪井夏美(ヴァイオリン)/岡 昭宏(バリトン)第12回東京音楽コンクールの本選が行われ、ピアノ部門、弦楽部門、声楽部門で優勝者が決まりました。優勝者コンサートに向けての意気込み等をうかがいました。ーピアノをはじめたきっかけ、音楽家の道を歩もうと思った きっかけを教えてください。 5歳でピアノを始めました。祖母の家にアップライトピアノがあり、それで遊んでいました。中学で部活(野球部)かピアノを選ぶことになり、ピアノを選びました。音楽が好きという気持ちが一番強く、音楽高校、音楽大学への進学を選びました。ーヴァイオリンを始めたきっかけ、音楽家の道を歩もうと思ったきっかけを教えてください。 3歳の時に母が近所のヴァイオリン教室に見学に連れて行ったのがきっかけで始めました。6歳から約3年間英国で暮らし、クラシック音楽が身近にありましたが、本格的にこの道でやっていこうと確信したのは高校時代です。ー東京音楽コンクールに応募したきっかけを教えてください。 コンクールは今の実力を知ることができます。東京音楽コンクールはバックアップが充実しているのも魅力的でした。オーケストラとの共演は2回目の経験で、指揮者の大井剛史さんは僕のやりたいことを柔軟にまとめてくださりました。ー東京文化会館の印象はいかがですか。 東京文化会館は憧れのホールです。一昨年に初めてコンクールを受けた時は第2次予選まで進んだのですが、小ホールで35分弾いたことはとてもいい経験になりました。大ホールは来年の優勝者コンサートが初めてで、とても楽しみにしています。ー憧れの演奏家を教えてください。 もう亡くなられていますがミケランジェリ。現役の方だとチッコリーニ、ルプー、ツィメルマンですね。彼らの共通点は音楽に仕え、そして謙虚であることだと思います。ー今後、どのような音楽家になりたいですか。 機会を頂いたら、一つずつ、自分が納得できるまで演奏して、それを続けていくしか、僕にはないと思うんですよね。自分との戦いという気持ちを常に強く持っていたいと思います。ー東京音楽コンクールに応募したきっかけを教えてください。 東京音楽コンクールを受けるのは3回目でした。これまでは2回とも第2次予選まででした。尊敬する同門の先輩が優勝して、様々なコンサートで演奏されているのを見て、いいなと思いましたし、本選でオーケストラと共演できるのも楽しみでした。 本選で弾いたグラズノフの協奏曲は初めてでしたが、梅田先生も、オーケストラの方にも、すごく弾きやすくして頂きました。 リハーサルではホールの後ろまで音が届くか意識しすぎ、身体が固くなって音が飛ばなくなりました。これではいけないと思い、力を抜くように意識したら、演奏直前に身体が理想的な状態になり、本番は曲も雰囲気も全て楽しめました。ー憧れの演奏家を教えてください。 原田幸一郎先生と、漆原朝子先生。演奏、生き方、人としても尊敬しています。目指したい演奏家はオイストラフです。ー今後、どのような音楽家になりたいですか。 オイストラフが弾いた曲を聴くと、全て本当にいい曲だと思います。自分もそうやって、その曲のよさを聴衆の方に伝えていけるような音楽家になりたいです。坪井夏美 つぼいなつみ梅田智也 うめだともやピアノ部門優勝者弦楽部門優勝者(ヴァイオリン)Natsumi TsuboiTomoya Umedainterview 01

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