音脈 Vol.56|東京文化会館公演情報 2014年10月~12月
11/24

11音脈2014 AUTUMN特集・出演者インタビュー料     金:S席5,000円 A席4,000円 B席2,500円(B席売切)チケット取扱:主     催:東京都/東京文化会館・東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)Music Weeks in TOKYO 2014 プラチナ・シリーズ 第1回山下洋輔 〜クリスマス・ジャズ・ナイト〜 12月25日(木)19:00開演(18:30開場)出 演ピアノ:山下洋輔曲 目当日発表山下洋輔information!©Jimmy&Dena Katz小ホール©青柳 聡 ベルリン・フィルの元首席オーボエ奏者であり、アンサンブル・ウィーン=ベルリンの創設者兼元メンバー、そして現在はオーボエ奏者のみならず指揮者としても活躍するハンスイェルク・シェレンベルガーが、来年1月のプラチナ・シリーズに登場し、堀米ゆず子たちと共演する。東京文化会館には色々と思い出がおありだと思います。 「私がベルリン・フィルの正団員として初めて来日したのは1981年ですが、その時の会場が東京文化会館でした。プログラムはベートーヴェンとブラームスの交響曲をたくさん(笑)。カラヤンの指揮で、私は殆どの曲を演奏しました。そして、私のベルリン・フィルでの最後のツアーも東京文化会館なのです。2000年のアバドとの《トリスタンとイゾルデ》とベートーヴェンでのツアーで、私はベートーヴェンを担当。ですので、まるでブリッジのように、最初と最後をこの素晴らしいホールで飾ったというわけです」今回は小ホールですが、そちらにもお出になってますね。 「一昨年、オーボエ・ガラで出演しました。こちらのサウンドもとても好きですね。ウィーンのムジークフェラインにあるブラームスinterview 05まずテーマがあって、次に展開部がくる。テーマが変形しながら発展していくスリルがたまらない。そういう素晴らしさと出会う感覚はどの音楽にもあるけど、ぼくの場合ソロ・ピアノで、その体験をやっている。共演者のいるジャズだと、普通、32小節の中に決まったコード進行があって、聴く人にはそれが分かっている。その中で即興演奏をやるのが決まりで、テンポも変えてはいけないし、あまり勝手は許されない。でも、ソロだと、特に最近は、そんなことは一切忘れて、例えばあるメロディが気に入ったらそこだけ繰り返して、さらに変形させて発展させていく。ソロだからできることですね。実際バッハもモーツァルトもみなそういう即興演奏が出来た。彼らはそれを後でスコアに書き残す能力を持っていた。そこがぼくとの違いだけど(笑)」。 山下洋輔の快気炎はとどまることがない。定評ある音響美の殿堂で、山下洋輔がどんなクリスマス・ソロ・ピアノ・コンサートを披露してくれるか。楽しみが尽きない。シェレンベルガーが心から信頼する堀米とともに贈る“バッハ・コントラスト”。バッハのトリオ・ソナタをまとめて体験できる貴重さに加え、バロックと現代との対比も絶妙に刺激的!プラチナ・シリーズ 第2回ハンスイェルク・ シェレンベルガー(オーボエ)取材・文/松本 學(音楽評論家)"Music Weeks in TOKYO 2014"

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です