音脈 Vol.55|東京文化会館公演情報 2014年7月~9月
4/20

12月13日(土) 18:30開演(17:45開場)、12月14日(日) 15:00開演(14:15開場) 舞台芸術創造事業 日本舞踊×オーケストラ Vol. 2構成・演出▶花柳壽輔監 修▶植田紳爾指 揮▶園田隆一郎管弦楽▶東京フィルハーモニー交響楽団美 術▶堀尾幸男照 明▶沢田祐二舞台監督▶菅原多敢弘葵の上(源氏物語より) 音楽:黛 敏郎「BUGAKU(舞楽)」より第2部、「呪」 振付:藤蔭静枝 出演:市川ぼたん、花柳寿楽、藤間恵都子、花柳大日翠、    坂東三信之輔 他    群舞約20名ライラックガーデン 音楽:ショーソン「詩曲」 振付:五條珠實 出演:藤間蘭黄、水木佑歌、花柳源九郎、尾上 紫 他いざやかぶかん 音楽:ガーシュウィン『ポーギーとベス』組曲より     「キャットフィッシュ・ロウ」 振付:若央りさ 振付補:花柳達真 美術:横尾忠則 出演:轟 悠 他 総勢41名パピヨン 音楽:ドビュッシー「夜想曲」 振付:花柳壽輔 衣裳:森 英恵 出演:花柳壽輔、麻実れいボレロ 音楽:ラヴェル「ボレロ」 空間構成・振付:アレッシオ・シルヴェストリン 振付:花柳輔太朗 出演:吉田 都、日本舞踊家男性群舞36名料金 S席12,300円 A席10,300円 B席8,200円 C席5,200円 D席3,200円 (6月14日(土)発売、友の会先行:6月7日(土)) ※各種割引あり主催 東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)企画協力 公益社団法人日本舞踊協会協力 宝塚歌劇団、スタジオ アーキタンツ、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会東京文化会館ザ・イヤーパートナー 上野精養軒花柳壽輔園田隆一郎吉田 都©政川慎治麻実れい轟 悠©宝塚歌劇団大ホールチケット取扱てみようと思いました」 愛しあいながらやむなく離されてゆく恋人たち‥‥テューダー振付のバレエ版と同じく、ショーソンの名曲《詩曲》で踊られる日本舞踊が、男女の複雑な関係と心情をこまやかに描く。「どのような演出にするかいろいろ練っているところですが、振付は前回の《ペトルーシュカ》でも振り付けてくれて洋楽にも鋭い五條珠實です」 音楽的に言うと、今回の公演で最もハードな選曲となったのは、冒頭に上演される《葵の上(源氏物語より)》[藤蔭静枝振付]だろう。光源氏の正妻でありながら仲も冷めている葵の上、葵祭での車争いをきっかけに六条御息所の生霊に苦しめられ‥‥といった『源氏物語』のエピソードを題材に、能楽などさまざまな作品が生まれてきた。今回はその世界を日本舞踊で描くのだが、音楽は現代作曲家・黛敏郎。壽輔氏も、彼が音楽を担当したベジャール振付《ザ・カブキ》で共に仕事をした人だ。「バランシンも振り付けた《BUGAKU(舞楽)》の第2部と、《呪》という作品を使います。そもそも日本舞踊ではバッハやハイドンといった古い時代の音楽ではやりにくいのです。ベートーヴェンやマーラーも難しい。音楽的にも題材としてもバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)以降の作品に惹かれますし、この《葵の上》も、演奏も振り付けるのもとても難しいですが黛さんの曲でと」 演奏は、ヨーロッパ各地のオペラでも活躍する新進気鋭の園田隆一郎が指揮する東京フィルハーモニー交響楽団。舞台と呼吸を合わせるピット演奏に長けた音楽家たちが、壽輔氏はじめ舞踊陣の果敢な挑戦をしっかりと支える。 演目を見渡してみると、意図してかはからずもか、さまざまな女性の情念──その美しく焔たつ魅力をめぐるような演目が並ぶようにも思えて、どのような舞台になるのかいずれも楽しみだ。音脈 Vol.55 2014.SUMMER4

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です