音脈 Vol.55|東京文化会館公演情報 2014年7月~9月
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東京文化会館での取り組み東京文化会館で開催した子どもから大人まで楽しめるワークショップより 東京文化会館では、このような多彩な活動を行っているカーザ・ダ・ムジカと初めて連携し、2013年に「国際連携企画 カーザ・ダ・ムジカ」として独自のミュージック・エデュケーション・プログラムを立ち上げました。これに伴い、カーザ・ダ・ムジカから、ジョルジュ・ブレンダス氏(エデュケーション・プログラム・コーディネーター)、パウロ・ネート氏(ワークショップ・リーダー)、ジョルジュ・ケイジョ氏(同)を招聘し、様々なプログラムを実施しました。 まず、12月にはブレンダス氏による公開講座「音楽が社会に果たす役割とは?」を開催。音楽を活用した教育普及プログラムの重要性を説き、ネート氏、ケイジョ氏も参加してカーザ・ダ・ムジカにおいて実践されているプログラムのデモンストレーションも行われ、彼らの活動が具体的に紹介されました。 この国際連携企画では新たにワークショップ・リーダーを育成し、東京文化会館のオリジナルワークショッププログラムを制作し、実際にワークショップを開催する、ということも目的としていました。ワークショップ・リーダーの育成講座には、公募により選出された20名が受講生として参加し、実践的な研修を経て、「音楽列車でいこう!」「とびだせ!おんがくたんけん隊」という二つのオリジナルワークショッププログラムを制作し、カーザ・ダ・ムジカのオリジナルワークショッププログラムとともに、2月に上演しました。今回の企画では、当館小ホールの他、文京シビックセンターや台東区内の幼稚園など、他施設と連携して実施したことも注目すべき点でした。 さらに、受講生の中から、特に優秀と認められた3名を選抜し、カーザ・ダ・ムジカ現地での1週間の派遣研修を実施、さらに実践的に学ぶ機会を提供しました。 この企画は、2014年も同様に開催を予定しています。音楽による教育普及プログラムに関心のある皆様の、積極的な参加をお待ちしております。 カーザ・ダ・ムジカは多様な芸術・文化が融合したフェスティバルやコンサートを開催するとともに、ポルトガルで初めて本格的に教育普及事業に取り組みました。“音楽は芸術であると同時に人々の心の豊かさを育むもの”という信念のもと、あらゆる人々に豊かな音楽体験をしてもらうことを教育プログラムの使命として掲げ、地域に根差した活動や市民が積極的に携わるプロジェクトを展開しています。未就学児向け、小学生向けのワークショップやコンサートも数多く開催され、多くの子供達やその家族が参加しています。 また、音楽の持つ医療的効果に着目し、認知症患者のためのワークショップや、医療施設へアーティストを派遣するアウトリーチ活動など、社会的な活動にも積極的に取り組んでいます。「コオロギの大冒険」(カーザ・ダ・ムジカ オリジナル・ワークショップ)対象:生後6か月~18か月(2014.2.9.東京文化会館 小ホール)©青柳 聡「音楽列車でいこう!」 (東京文化会館オリジナル・ワークショップ:初演) 対象:4歳~6歳(未就学児) (2014.2.9.東京文化会館 リハーサル室B)©青柳 聡「音楽冒険旅行」 (東京文化会館オリジナル・ワークショップ:初演) 対象:3歳~大人 (2014.2.9.東京文化会館 小ホール)©青柳 聡音脈 Vol.55 2014.SUMMER11特集 出演者インタビュー&エッセー特集 レポート東京文化会館主催公演のご案内木之下晃のレンズは語る都響ニュース会館からのお知らせ認知症患者のためのワークショップ©João Messias児童向けワークショップ未就学児を対象としたコンサート平成25年度ワークショップ育成プログラム講師・受講生

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